8月12日から16日にかけて名古屋競輪場で行われる第63回オールスター競輪
今年はコロナの影響で無観客開催ながら、レースでは熱い死闘が繰り広げられています。
決勝が楽しみ!
しかし、輝かしい舞台とは裏腹にオールスター競輪は勝ち上がりが非常に厳しく
一次予選組は3着までに入らなければ即負け戦行き…
そこで今回はそんな負け戦に注目すべく
(逆)オールスター競輪を自分1人だけで静かに開催したのであった…
注意
あくまでこのブログは個人的なネタブログです。また、一部選手に対し不適切な表現がございます。以下の文章を読む際にはその点に気をつけてください。
(逆)オールスター競輪 優勝者の決め方
さて、(逆)オールスター競輪の優勝選手を決めるにあたって幾つかの基準を設けた。
①競走得点
②3日間走った結果
③内容
④お帰りの速さ
である。
前提として3日間走りきった選手が対象となるので、初日2日目3日目に落車・失格となった選手は含まない。
では順を追って見ていこう。
①競走得点
直近4カ月の競走成績における選手の強さを表す競走得点。
通常のオールスター競輪は点数が高ければ良いのだが、(逆)オールスター競輪では低い程優勝する確率は高くなる。
②3日間走った結果
(逆)オールスター競輪においては3日目に一般戦(帰)に出場する選手が対象である。当然(逆)ピンピンピンが望ましく、優勝へ大きく前進する。
③内容
結果もさることながら、レース内容も大事なポイントである。例を出すと先行選手が残り一周の時点で先頭で駆け仕事をして9着に沈むのと、何もせず後方のままの9着では当然後者の方がポイントが高い。
④お帰りの速さ
ここまで述べてきて恐縮だが、(逆)オールスター競輪で優勝するには運が必要である。
それは…
3日目第1レースの一般戦(帰)
に出ないといけないことである。
当然これは選手が決める事は出来ない(もしかしたら2日間の成績下位順?)ので優勝するには運が絡んでくる。
注目選手
早速、今回(逆)オールスター競輪で優勝しそうな注目選手を1人あげよう。
…というか、オールスター競輪が始まる前から注目していたのはナイショ(笑)
その選手は…
植原琢也選手 113期 S級1班
「え?S級1班なのになんで?」
「若手なのになんで注目選手やねんwww」
と思うかもしれません。
昨年はS級2班に特昇
F1戦(S級)では1戦を除く全てで決勝進出
8月の和歌山F1戦でS級初優勝しておりまさに順風満帆の年。
カマシや捲り時の爆発的なスピードを武器に
結果を残し、ピーク時には競走得点が110点に迫るほどの実力を持つ選手。
しかし今年は打って変わり不調。またウィナーズカップにおける落車や怪我も重なった影響で長期欠場を余儀なくされた。7月にS級1班として復帰するも低空飛行は続き
競走得点はまさかの97.33
(以前の輝きは何処へやら…)
ちなみにオールスター競輪出場選手の中で唯一の90点台選手。
この時点で(逆)オールスター競輪優勝候補筆頭と言っても良いのだが、復帰2戦の内容が優勝へさらに拍車をかけている。
復帰戦の松戸では
❼⑦2
良いとこを見つけるのが難しい。
最終日も相手が80点台のA級上がりS級選手相手になんとか逃げ粘った格好である。
2戦目高松では
6 5 1
最終日に勝ってはいるものの
運良く足を使わず箱に入れたから。
勝利者インタビューでは
「抑え先行しかパターンがない」
と答えていたのが深刻さを物語る。
(動画中3:15:00あたりから)
ぶっちゃけ、競走得点も初日特選の7着と最終日の箱1着が上げているので実際はそれ以下の力しかないと思われる。(少なくとも先行選手として見た時)
んー、(逆)オールスター競輪優勝候補になっちゃうのも仕方ない。
レース結果
初日と2日目は注目選手の植原選手に関して見ていく。
初日
出走表見た感想としては、植原選手が周りの選手と比べ力が違うなと思った(どのように違うかは言わない)
レース内容
この時点で前に踏み込むと思いきや
なんと②の番手勝負というまさかの選択
いや、前に出る足がないのだろう。(後閑さんが積極的に行かないと、と言ってたけど行けないの間違いだと思った)
当然外に振られ
ゴール後の写真にいなかった。
堂々の9着で(逆)オールスター競輪優勝に向け幸先の良いスタートを切った。
2日目
植原選手は単騎を選択し、どのようなレースを展開するのか期待して見ていた。
(そりゃそうだよな)
レース内容
打鐘では中部勢の後ろ
このまま流れに乗れるか?
この時点で少し離れていてイヤな予感がした
右側にちょっとだけ映る
他の選手から千切れているのか?
いない
他の選手がいない!?!?!?!?
まさかの(失礼)
ぶっちぎり1着やん!おめでとう!!!!
そう!植原選手が画面に映ってなかった理由はゴール線上の少し前付近にワープしてたからだった!
そりゃ映らんに決まっとるwwwww
一体いつの間にこんな能力を習得したのか???
まさかの会心の走り!これは相当車券付くぞ!!!
…
…
…
あれ…?
(2度見)
あれ?おかしいなぁ…9着?
9着なのか…ほんとか???ワープしたんじゃないのか???
…ようやく冷静になり、ふと某ネット予想のサイトを見ていると、今回の走りを
後方で凡走とか訳わからんこと書いてたけど、やっぱり嘘だよな????
3日目
どうやら嘘ではなかったらしい。
出走表に載っている。
とりあえずこのレースが
…
もうぶっちゃけ2日目のレース内容だけで
植原琢也選手優勝
で良いかなと思うが一応。
そしてこのレース、植原選手は
まさかの河合選手の番手!!!
いくら関東勢、そして同期とは言え、
河合選手の番手は苦肉の策のように感じる。
(多分番手戦は初めてだと思う)
んー、これはもう9割9分植原選手が優勝という事でいいような。
(余談だが、前開催F1戦優勝の取鳥選手
今年のサマーナイト決勝進出の岩津選手がこのレースに出てる事から、いかにオールスター競輪が高いレベルにあるかわかる)
一応、他の優勝候補として
⑦番 南潤選手がここまで9・9でいずれも大差で負けている。
だが2レースとも見せ場は作っており、例え今回のレースが9着でも内容次第で優勝を逃すことも十二分にあり得る(あくまで私の独断なんだけど笑)。
レース当日
ここで前代未聞の事態が起こる
なんと、選手の並び以外の展開、買い目予想で
解説者誰一人として植原選手の名前を挙げなかったのである。
他の選手は何かしらの形で挙げていたのに…
(詳しくはこちらを参考に)
余程注目されていないんだなと。
そうこうしているうちに投票締め切り
(言うほど注目されていない訳ではない?)
そして各選手が出てきた。
注目(されていない)植原選手はどんな走りをするのか。
レース内容
残り2周で
④藤根選手が仕掛ける。
その仕掛けに⑤取鳥選手がすかさず乗っていく。
その後④が蛇行したなぁ、、と思った瞬間
なんと
④番 藤根選手
⑦番 南選手
⑧番 山内選手が落車!
この時点で走っている選手は6選手
ん?
「前提として3日間走りきった選手が対象となるので、初日2日目3日目に落車・失格となった選手は含まない。」
あっふーん…(察し)
ま、さっさと振り返ろう
この前後で
①河合選手がバランスを崩し
内に包まれたこともあって後方に
①河合選手が追い上げるも車間が開き
①河合選手は前を捉えきれず5着
レース結果
(逆)オールスター競輪決勝は落車もあり、
波乱の結果に。(車券は堅いけど笑)
あ、植原選手は河合選手を捉える足も無く、
完走した選手で最下位の6着…
終始地味な存在でした。
というか植原選手
自力選手なのにこの3日間、レース中1度も3番手以内にいた事すらありませんでした。
これはぶっちぎり優勝ですね。
競走得点唯一の90点台の名に恥じぬ走りでした。
力が違いすぎます。
私も(逆)オールスター競輪本命候補に挙げていましたが、まさかここまで他の選手を千切るとは思いませんでした。
…
メンタルが心配
優勝者の成績
(逆)オールスター競輪優勝
植原琢也選手!
成績
9・9・6
内容
初日
前に出る足も無く、力負け
2日目
単騎で何もしてないのに集団から千切れる
「後方で凡走」
3日目
番手で追走精一杯
ツキもあり、9着回避
文句無しの優勝です!
何より3日間諦めず走り切った事に価値があると思います。
(3日間完走する事が優勝の条件なので)
まあ、優勝しても大した景品はありません。
頑張ってマイクラで貢献したいなと思います。
(早すぎるお帰りでほとんど上手くなってないけどw)
ここで1つ朗報!
植原選手の競走得点
なんと
98.55!
オールスター前までの競走得点97.33から1点程度上がりました!これは良い事でしょう!
これにて(逆)オールスター競輪は無事終了
めでたしめでたし。
最後に
私事ですが、今回のオールスター競輪は植原選手を応援しようと思ってました。
しかし、復帰2戦とも不調では今回のオールスター競輪はとても期待できそうにもありません。
車券を買うのもお金をドブに捨てるようなものです。(勿論競輪に絶対はないですが…)
なので(逆)オールスター競輪を(勝手に)開催した訳ですが、まあ結果は案の定…
とりあえず、
昨年の植原選手のレース見ながら復調を待ちますわー!
あの走りを早く見たい!
それでは
本当のオールスター競輪見るとします。
さようなら。